立冬(りっとう)~2021年は?その意味と季節・季語・養生法【二十四節気】

二十四節気

立冬とは

二十四節気

立冬というのは、二十四節気の1つです。

(二十四節気は1年を春夏秋冬の4つに分け、それを更に6分割したもの。)

立冬はその第19番目に当たります。「霜降」の次。

2021年の立冬は 11月7日

11月7日から11月21日までですね。(次の「小雪」が11月22日です)

霜降 → 立冬 → 小雪

立冬の意味は?

秋と冬の境目。秋が極まり、冬が始まる時期。

上着も厚手のものが必要になり、何となく物寂しい季節です。

「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」と表現されます。

これから寒くなりますね。

立冬はこんな季節(七十二候)

古代中国で考案された季節を表す方式に「七十二候(しちじゅうにこう)」があります。二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間です。

七十二候によると立冬は、

初候
山茶始開(つばき はじめて ひらく) : 山茶花が咲き始める

次候
地始凍(ち はじめて こおる) : 大地が凍り始める

末候
金盞香(きんせんか さく) : 水仙の花が咲く

「立冬」が季語に入った俳句

 

冬立つや 背中合せの 宮と寺      正岡子規

風ひびき 立冬の不二 痩せて立つ    水原秋桜子(みずはら しゅうおうし)

婚約を して立冬の 鍋料理       長谷川かな女(はせがわ かなじょ)

立冬や紺の上衣に紺の闇          飯田龍太

立冬の あとの青空 松葉降る       阿部みどり女

立冬を含む冬の養生法

冬は「立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒」の6つの節気です。

草木が枯れ、空気は乾燥。体が冷え、気血の循環が悪くなり、関節や筋肉がこわばります。

人体は「陽消陰長」が緩慢になり、体を休ませる時期。しっかりエネルギーを蓄えましょう。

 

この時期、五臓では「」の機能が盛んになります。

腎の特徴は、骨・髄・脳髄・生殖能力を含み、身体の成長や各臓腑に精力を提供していること。

女性や子ども、高齢者の方は保温に気をつけましょう。

情動は、とにかく穏やかに過ごすのが一番。激しく怒る・驚く・悲しむなどの感情は極力抑えることが大切です。ストレスを減らしてゆったりと生活してください。

立冬を含む冬の食事

冬の自然は草木が枯れて寂しく見えますが、大地は春に向けてエネルギーを蓄えています。

人の身体も同じく、冬はパワーを養いましょう。

腎陰を養うために良い食材は、卵、キクラゲ、百合根、牛乳、貝類、黒ごまなどです。

腎陽を補うため、ネギ、ショウガ、ニラ、クルミ、羊肉、エビなどを食べましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。