某番組で「痛風」のことを取り上げていました。
何を隠そう、私も痛風発作経験者です。
今は治まっていますが、あの「風が吹いても痛い」という発作を何度も経験してしまいました。
それは半端ではない痛みです。
痛風デビューは29歳の時でした。
横浜に住むためアパートを探し回っていた時、綱島の駅前で奴はやってきました。
歩き疲れてへとへとになり、ちょっと休憩しようと思ったとたん、右足の親指の付け根に激痛を感じたのです。
すぐ近くでビルの工事をしていたのが見えたため、私は落ちていた釘を踏みつけたと勘違いしました。
痛みでその場から歩けなくなり、
心の中で「こんなところに釘を落とした奴は誰だ!コノヤロー!!」と叫んでいました。
血走った目で工事現場のおじさんたちをにらみつけていたのです。
恐る恐る自分の足を見ると、何も刺さっていません。
でも痛い。
そこで靴を脱ごうとしたのですが、痛くて脱げません。
むりやり靴を脱いでみたのですが、血が出ていない。
一体何なんだこれは・・・・っと思ったものが痛風発作だったのです。
声を出して怒鳴らなくてよかった。
にらみつけたおじさんたち、ごめんなさい。
その後「鍼灸で痛風を治せます」と言いたい為に病院に行かず、数々の人体実験を自分に試してみましたが、結果は発作の繰り返しでした。
尿酸値を下げなければ治りません。
結局今は病院の薬を飲み、尿酸値は正常値を保ち続けています。
尿酸値が高いと言われた皆さんは、必ず病院の薬を飲んで下さい。
懲りずに痛い目を見続けた私からのアドバイスです。