論語の勉強

論語の勉強

人の上に立つ者の心得

【学而第一】八[本文]《子曰、君子不重則不威、學則不固、主忠信、無友不如巳者、過則勿憚改》[書き下し文]子曰わく、君子重からざれば則ち威あらず。学べば則ち固ならず。忠信を主とし、己に如からざる者を友とすることなかれ。過てば則ち改むるに憚るこ...
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組織を治めるために必要なこと

卷第一 【學而第一】五[本文]《子曰、道千乘之國、敬事而信、節用而愛人、使民以時》[書き下し文]子曰わく、千乗の国を道びくに、事を敬して信、用を節して人を愛し、民を使うに時を以てす。[口語訳]孔子先生が言われた。「諸侯を治めるためには、事業...
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一日の反省を

今日も論語を勉強したいと思います。卷第一 【學而第一】四[本文]《曾子曰、吾日三省吾身、爲人謀而忠乎、與朋友交言而不信乎、傳不習乎 》[書き下し文]曾子曰わく、吾れ日に三たび吾が身を省みる。人の為に謀りて忠ならざるか朋友と交わりて信ならざる...
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「巧言令色(こうげんれいしょく)」とは

卷第一 【學而第一】 三[本文]《子曰、巧言令色、鮮矣仁》[書き下し文]子曰わく、巧言令色(こうげんれいしょく)、鮮(すく)なし仁。[口語訳]孔子先生が言われた。「言葉を巧みに使ってお世辞を言ったり、顔色をやわらげて人を喜ばせ、こびへつらう...
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悪衣悪食を恥じることなく

論語【里仁第四】九《子曰、士志於道、而恥悪衣悪食者、未足與議也。》子曰く、士道に志して、悪衣悪食を恥ずる者は、未だ與に議るに足らず。先生が言われた。「道を志す士人でいて、悪衣悪食を恥じるような者は、ともに語るに足らない。」「悪衣悪食」という...
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家族や年長者を大切に

誤った読み方や解釈を減らすため、様々な資料や漢和辞典を参考に論語を読んでいます。しかし間違えたところがあれば、遠慮なくご指摘下さい。《有子曰、其爲人也、孝弟而好犯上者鮮矣、不好犯上而好作乱者、未之有也、君子務本、本立而道生、孝弟也者、其爲仁...
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学んで時に之を習う・・・

今日も論語の勉強をしたいと思います。卷第一 【學而第一】 一[本文]《子曰、學而時習之、不亦説乎、有朋自遠方来、不亦楽乎、人不知而不慍、不亦君子乎》[書き下し文]子曰わく、学びて時にこれを習う、亦た説(よろこ)ばしからずや、朋あり、遠方より...
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君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず

[本文]《君子和而不同、小人同而不和》[書き下し文]「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」[解釈]君子というのは諸説ありますが、「人として目指すべき、立派な人間」という様な解釈がいいのではないでしょうか。「同ずる」というのは、むやみに賛...
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過(あやま)ちて改めざる、これを過ちと謂う

[本文]《過而不改、是謂過矣》[書き下し文]「過(あやま)ちて改めざる、これを過ちと謂う」[解釈]ミスは誰にでもあります。私も過去の過ちなど数知れず・・・。過ちの無い人間など、この世には存在しないのではないでしょうか。相田みつをさんが言って...