4月26日は語呂合わせでよい(4)ふ(2)ろ(6)の日です。
外出自粛中の最大の楽しみは風呂ですね。
体がキレイになるだけでなく、リラックスして気持ちが安定します。
お風呂がもたらす健康の効果
海外では、浴槽で体を洗いシャワーで流すのが普通。
お風呂でゆっくり体を温めるのは日本独特の文化みたいです。
温泉とか行きたいですよね。
今は我慢の時期なので、自宅でお湯をためましょう。
私はシャワーで済ましてしまうことが多いのですが、改めて調べてみると「お湯につかる」ということが心と体にととても良いことがわかりました。
具体的には
・リラックスする
・リフレッシュする
・血行を促進する
・睡眠をよくする
・冷え症を改善する
・肩コリや腰痛にも良い
など、良いことだらけです。
理想的なお風呂の入り方【温度】
金沢大学の石澤太市先生(薬学博士)が興味深い論文を出しています。
入浴法および入浴習慣が心身に及ぼす影響に関する研究
石澤先生は様々な実験を通して分析してくださっています。
結論だけ言うと、最も理想的なお風呂の温度は
「40~41℃」
これ以上高くても低くても良くないようです。
副交感神経が優位になり、リラックスして体が温まります。
42°以上では心拍数が増加。血管緊張を高めて血圧が上がってしまうので、あまり熱くしすぎないことが大切です。
理想的なお風呂の入り方【時間と時間帯】
お風呂に入る理想的な時間は
「10~15 分」
短いと体が温まらないし、長すぎても余計に温まるわけではないそうです。
体にたまった老廃物が代謝され、疲労回復の効果も。
人間の体の恒常性を考慮して10~15分入り、血行を良くしましょう。
時間帯は寝る1~2時間前が理想的。
とても質の良い睡眠を取ることができます。
食べてからすぐは良くないため、夕食後は少し時間をおきましょう。
理想的なお風呂の入り方【頻度】
理想は「毎日」入ることです。
めんどうな時もあると思いますので、少しでも多く入りましょう。
体温を上昇させることで、代謝が改善。
老廃物が流れて肩こりや腰痛などの緩和も期待できます。
筋肉の緊張調整効果が身体の症状を緩和するため、シャワーで済ますより、湯船に浸かる入浴が健康管理に優れていると考えられます。
まとめ
40~41°のお風呂に10~15分、毎日湯船に浸かる。
これが最も体に良い理想的な入浴方法です。
今日はお湯をためてお風呂に入ろう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。