私はお酒が大好きです。何かと理由をつけては呑み、何もなくても呑みます(笑)。
飲み過ぎて失敗したことも多く、肝機能や尿酸値も上がりました。
でもやめられない・・・。
人生最大の楽しみを奪われてしまうような気がしてしまいます。
養生訓が書かれた江戸時代の人々はどうだったのでしょう。
先人に正しいお酒の飲み方を聞いてみましょう。
健康のためには飲まない方が良い?
お酒は「適量なら飲んでよい、楽しくなる。」と解釈できます。
昔からお酒は、神様から与えられたご褒美だったようです。
「天の美禄」と表現しています。
少量を飲むと楽しく、血行が良くなり、食欲も増し、落ち込んだ気持ちも去って良いことばかり。まさに百薬の長です。
適量というのは、ビール中瓶1本、缶なら500㎖1本分です。日本酒は1合くらい。
(江戸時代にビールはなかったと思いますので、今あるお酒で例えています。)
呑兵衛には全然足りません。
そこが落とし穴。養生訓には続きがあります。
ここからが健康にとって大事なところです。
お酒の飲み過ぎは禁物
多く飲み過ぎると、お酒ほど人に害をもたらすものはないと言っています。
飲み過ぎは世の常、江戸時代から飲み過ぎて人に迷惑をかける人がたくさんいたんですね。
・・・耳が痛い話。
私も今まで随分多くの人に迷惑をかけてきました。
「記憶にない」と言うと逃げているようですが、本当に覚えていないのです。
そんなに飲んじゃあいけませんよね。
しっかり食べてからお酒を飲みましょう
人の病気は、お酒が原因・お酒由来のものが多い。
お酒をたくさん飲み、ご飯を少ししか食べない人は命が短いそうです。
これすごくわかる・・・。
空腹に呑むとお酒に酔うのが早いんですよね。
でも酔うのが気持ちよくて、食べてないのにグイグイ飲んじゃう・・・。
あまり食べずに大量のお酒を飲むと、天の美禄のはずが、かえって身を滅ぼすということです。
気を付けましょう。
お酒はどのくらいの温度で飲むと良い?
【答え】温かい酒がよく、冷やしたり熱したりするのは良くない。
主に日本酒の飲み方だと思ってください。
冷や酒も熱燗もあまりおすすめ出来ないようですね。
温かい酒というのは、常温のことでしょう。
熱すぎても冷たすぎても身体には良くないということです。
夏はキンキンに冷やしたビールが美味しいんですけどね・・・。
熱すぎると気が昇ってしまい、冷たいお酒は「痰」を集めて胃を損なう、と表現されています。
「痰」とは東洋医学の用語で、体液(津液)が滞っていると痰になると考えられています。
冷酒は飲みやすいですよね。つい飲み過ぎて痰を生じ、身体に害をもたらすということだと思います。
お酒の温めすぎ、冷やしすぎは良くない?
人の病気は、お酒が原因・お酒由来のものが多い。
酒を温め過ぎてひどく熱くなったもの、
あるいは温めた後に時間が経ち冷えてしまったもの、
二度温めて味が変わったものなど、
これらは皆、胃腸を損なうので飲んではいけません。
数日前に飲み残したお酒を「もったいない」と考えて飲んでしまうと、胃腸を壊してしまいます。
お酒と一緒に摂ってはいけないものはありますか?
人の病気は、お酒が原因・お酒由来のものが多い。
お酒を飲むときに、甘い物を食べてはいけないそうです。
また、お酒を飲んだ後に辛い物を食べるのが避けた方が良い、
筋骨をゆるくしてしまう、ということです。
酒の後に焼酎を飲むのもよくない、同時に飲んだりすると筋骨がゆるみ、悶え苦しみます。
私はお刺身やピリ辛のおつまみが好きで、呑みながら甘い物は食べません。
でも人によってはチョコレートや甘いスイーツを食べながらお酒を飲める人いますよね。
私の知人にも結構います。
養生訓的にはあまり良くないんですね。
飲んだ後のピリ辛ラーメンとか美味いですよね。
でも健康を考えるとこれもアウト!
確かに翌朝は筋骨がグダグダになっているような気がします。
日本酒と焼酎のチャンポンもありがちです。
悪いことは十分わかっていますが、ついチューハイなど飲んでしまうんですよね。
気をつけたいものです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。