薬剤師さんとの連携

地域連携

昨年末「次世代薬剤師~虎の巻」という本が発売されました。

監修はセンター薬局上川店の庵原伸也先生と、上川医療センターの副委員長である堀哲也先生です。

執筆者は上川医療センター院長の安藤先生を始め、北海道家庭医療学センターの先生方やセンター薬局の薬剤師の先生方が名を連ねています。

いつもお世話になっている先生達が、地域薬局での薬学生や薬剤師の教育について書かれた本です。

処方医との連携や患者さんへの対応、他職種との連携などが詳細に記されています。

 

購入して読みながら「薬剤師」の部分を「鍼灸師」に置き換えても通じるものがあるのでは、と感じました。

信頼される『地域密着型薬剤師』になるための取り組みはとても素晴らしいと思います。

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他職種連携の一環として、薬学生が私の鍼灸院を見学に来てくれています(247~248ページに記載)。

実習の際は普段見ることのない鍼灸院をありのまま見学していただいていますが、質問の内容などで刺激を受けることも多く私の方が勉強させてもらっています。

 

また258ページからは、毎週火曜日の朝に行なっている他職種による輪読会の様子も掲載。

私も毎週参加させていただいており、顔の見える関係が築かれることによって地域の皆さんへのメリットが大きいことを実感しています。

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患者さんの中には「お医者さんには言いにくいんだけど・・・」と前置きしてから、悩みを相談して下さる方がいます。

その内容が薬のことであれば、全く知識のない私はすぐセンター薬局の薬剤師さんに相談し、何度も助けていただきました。

鍼灸院に来る患者さんは9割以上が何らかの薬を飲んでいます。

「症状が軽くなったから薬を半分にしてます。」

「友達にもらった薬(痛み止め、眠剤など)を飲みました。」

「ジェネリックは中古品だから効かないのですか?」など、

病院や薬局では言いにくいことを話してくれることがあり、危険を感じた時は報告しました。

 

連携の大切さは日々感じています。先生方、これからもよろしくお願い致します。