古代の中国の鍼には異なった9種類があります。一般に「古代九鍼」と呼ばれ、その形状や使用法は目的によって様々です。
この中で関西医療大学の王財源先生が顔面部の肌に刮痧(かっさ)法を与えて生体に作用させ、美容を促進させる補助鍼具として6種類を選び、専門の職人によって作製されたのが「審美六鍼」です。
この写真では恐ろしい道具に見えるかもしれませんが、ご安心ください。
これらの審美六鍼は、肌に刺すものではなく「こする」ものです。痛みは全くありません。
心地よい刺激を感じることができます。
中医学では、人間の体には気・血・水(津液)が流れており、 全身に栄養を与えると考えらています。
「刮(カツ)」は擦る、削るという意味があり、
「痧(サ)」は滞った悪い血液や老廃物という意味があります。
当院ではこの審美六鍼を用い、顔面を刮痧の施術で活性化する事により、 気血を巡らせて老廃物を遠隔へ誘導します。 顔面の活血化瘀や疎通経脈を促し、ハリのある皮膚や滑らかな肌の質を作るのです。
顔の皮膚に活力と潤いを集めるために欠かせない方法が聚(ジュ)・散(サン)・合(ゴウ)・離(リ)の概念です。
聚(ジュ)⇒ 気血を局所に集める
散(サン)⇒ 集めた気血を局所にまき散らす(散布)
合(ゴウ)⇒ 経絡と経絡をつなぎ、栄養素を目的の場所まで運ぶことで元気を取り戻す
離(リ) ⇒ 局所に集まり過ぎた気血を遠隔へ誘導する
この施術では顔のコリをほぐすことができます。
他の部位に比べて顔のコリは実感しにくいですが、細かい筋肉が30以上ある顔の表情筋。
顔の筋肉がかたくなってしまう「顔コリ」は美容の大敵と言えるでしょう。
審美六鍼による施術をうけるとこんな効果があります。
- 肌が柔らかくなる
- たるみが解消する
- フェイスラインが整う
- 毛穴が引き締まる
- しわが目立たなくなる
- 目の下のクマが解消する
施術の後は肌の違いが実感できます。ぜひ一度お試しください。
施術料 4000円 (完全予約制です)
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