芍薬

去年いただいたシャクヤクが元気に咲いています。
昨年の秋から枯れだして休眠していたものが、
6月頃に開花しました。バラに似てとてもきれいです。

この芍薬は根が漢方薬に使われています。
主に肝や脾の病に処方される方剤に用いられています。

血虚による症候(顔色につやがない・頭のふらつき・目がかすむ・
月経不順など)に処方される四物湯。
肝欝気滞による胸脇部の脹った痛み・憂鬱感・いらいらなどの症候に
用いられる柴胡疏肝散や四逆散。
肝脾不和による腹痛・下痢には当帰芍薬散や逍遙散。
血虚肝乗による筋肉の痙攣・疼痛には芍薬甘草湯、小建中湯にも入っています。

婦人科の疾患に用いられる漢方薬には欠かせない存在ですね。
姿が美しく、人の体まで治してくれるのですから、素晴らしい花だと思います。